車の運転 ・免許 (NSW州の情報)

 オーストラリアは完全な車社会です。もちろん電車、バスも走ってますが、車を持ってると生活がかなり便利になります。留学でこられる方は学校まで車で通いたいと言う人もいるでしょうし、ワーホリで来る方も車を買ってラウンドをしたいという人も多いかと思います。レンタカーを借りてどこかに行く人もいるでしょう。ここでは簡単にオーストラリアでの車事情について紹介します。



車を購入する   

まず、車の値段ですが日本に比べると結構高めです。とくに中古車の値段は日本の2倍ぐらいするかもしれません。ただそのかわり売るときもある程度の値段で売ることができます。たとえば5000ドルで車を買ったとしても1年後売る場合には3〜4千ドルでは売ることができると思います。なかには買った値段より高く売って帰る人もいるみたいです。それと車自体ですが、こっちでは日本では考えられないような古い車が結構走ってます。10年前の車なんて当たり前で、20年前の車も普通に走ってます。走行距離も中古車では10万キロを越えてるなんて普通です。なので予算があまりなく古い車を買う場合には念入りにチェックしてからかう必要があります。

車の購入方法ですが、大きく分けて3通りあると思います。

ディーラーを通して購入

ディーラーを通す場合は個人売買に比べるとちょっと値段が高くなります。ただ保証もあるし車をチェックしてから売ってるので特に古めの車を買うときは安心です(ただし法外な値段で売ってる店もあるんで何件かまわりましょう。)分割で購入することも可能です。

オークションで購入

オークションのいい所は運がよければかなり安くいいものを手に入れられます。ただしお金は一括で払うのが普通みたいです。あと当然整備の整ってない車とかもでてくるんで車に詳しい人と一緒にいったほうがいいでしょう。

個人売買

オーストラリアでは個人売買もかなり一般的です。僕もこの方法で購入しました。いろんな所に車を売る広告がはってありますし、新聞、雑誌にもよく車の売買の広告を目にします。Trading Postという個人売買の雑誌が有名で、車の相場を調べたりするのにもこの雑誌を利用してる人が多いみたいです。注意点としてはその車がまだローン未返済だったり、もしかしたら盗難車だ何てこともなきにしもあらずなんでその辺はきちんと確認してから買いましょう。
 

シドニーで有名な日本語情報誌。シェアのほかにも売ります、買います、求人情報などとても便利なホームページです。

http://www.cheers.com.au

車からなにからいろんなものを個人で売買しているホームページです。掘り出し物があるかも。

http://www.tradingpost.com.au/


この車は僕が先輩から購入した物です。SUZUKI SWIFT 93年モデル。値段は1年の車検と自賠責保険付(約1000ドル)で約4000ドル。先輩から譲ってもらったと言うことで普通に買うよりはかなり安かったです。小さい車なのでパワーはあまりなくラウンドなどには向いてませんが、燃費もいいし、駐車もしやすい(シドニー市内ではほとんど縦列駐車なのでかなり重要です)し、シドニー近郊を走るには最適です。これを買ってからかなり生活の幅が広がりました。


 

車を 運転する   

オーストラリアは日本と同じ左側通行です。なので日本で車を運転していた人にとってはそれほどこっちで運転するのも難しくありません。ただし日本と全く一緒と言うわけではないのでいくつか注意しないといけない点もあります。


@ラウンドアバウト(Roundabouts)

シドニー(他の都市は走ったことないんでよくわかりません)にはよくラウンドアバウトとよばれる交差点の中心に円があるところをよく見かけます。この交差点に進入した際はかならず右側から来る車を優先しなければいけません。なのでそのまま直進するにしろ右左折するにしろ右側を注意しながら進入してください。右からきてる車はこっちは止まって待ってるものだと思って走ってくるので間違えてそのまま走り抜けてしまうと事故を起こす可能性があります。



Aスピード

オーストラリアの道路は日本に比べると制限速度がゆるいです。日本では制限速度が50キロぐらいだろうと言うような所も60キロ、70キロぐらいだったりします。以前田舎の林道を走っていたときは片側1車線だったのですが制限速度は90キロとかいてました。日本の制限速度はその速度を守って運転すれば安全と言った感じですが、こちらの制限速度はそれを超えて運転すると危険だと言った感じです。なのでオーストラリアの人は結構制限速度を守って走ってます。スピード違反も10キロオーバーとかでも結構つかまったりするみたいです。なのでこちらで運転する場合は日本のような感覚で制限速度を2,30キロオーバーして走ったりするとあとでたいへんなことになってしまう可能性大なので気をつけましょう。

B飲酒運転

スピードとは逆に飲酒に関しては日本よりもオーストラリアの方がゆるいです。確か1時間に1本のビールぐらいであれば運転することができます。以前友達が運転していた車に乗っていたときに飲酒検問のため車をとめられたのですが、何杯酒を飲んだかと言う問いに、2,3倍のビールと普通に答えブレスチェックをした後そのまま通されました。ただしだからといって沢山飲んで運転するのはもちろん違法ですし、事故を起こす可能性がかなり高いので気をつけてください。

C駐車

シドニーでは駐車する際にはほとんどが路上駐車です。なので縦列駐車が苦手な人は日本で練習してきた方がいいかもしれません。特にCITYなど車どおりが多い所では空いてるスペースを見つけた瞬間ウィンカーを出しすばやく駐車しなければ後ろの車にクラクションを鳴らされます。あと駐車できる場所と出来ない場所もあり、できる場所でも時間帯によってはできなかったりするところもあるんで、道路に立てられた看板をちゃんとチェックして駐車できる時間帯と、何時間駐車できるか(1Pとかいていれば1時間、4Pとあれば4時間駐車できると言う意味です)を確認した上で、近くにあるチケットマシーンでチケットを買い車の中に外から見えるようにチケットを置いてください。そのチケットが車にないもしくは時間が過ぎてる場合は罰金を食らうことになります。


 
免許(NSW州の場合)

当たり前ですが、こちらで車を運転する場合には日本の車の運転免許証だけでは運転できません。どのような免許を持っていればいいのか簡単に紹介しておきましょう。

@国際免許証

ワーホリなど滞在期間が1年未満の人は国際免許証を持っていればOKでしょう。もしくはもっと滞在期間が長くても途中で日本に帰る予定のある人は国際免許証を書き換えてくれば大丈夫だと思います。

A日本の免許証+翻訳書

日本の免許証とその翻訳書をもっていればこちらでも運転することができます。ただ運転のときはパスポートも携帯していなければいけないようです。翻訳書はシドニー近郊だとCityにあるEthnic Affairs Commission of NSWと言う所で発行してもらえます。住所は 175-183 Castlereagh St Level 7, Cityです。

Bオーストラリアの免許証を取る

日本で免許を持ってない人、こちらに長期滞在予定の人はこっちで免許証を取った方がいいでしょう。こちらは日本みたいに高くありませんし。こちらの免許はRTA(Roads and Traffic Authority)と言う所でとることができます。

免許には

Learner(筆記試験)
Provisional(stage1、実技)
Provisional(stage2)
Full licence

と段階があり、まずはLearner Licenceからとって行かなければいけません。コンピューターによるKnowledge Testを受けるとLeaner Licenceがもらえますが、この免許だと横に助手席に運転経験のある人を乗せてなければいけません。その後Driving Testをパスすれば一人でも運転できます。ここまででも費用は60ドル弱といった感じなんで日本に比べたらとても安いですね(ただしそれとは別にもちろん教習を受けなければいけませんが)。そしてその後次の段階に行くには6ヶ月待たなければいけないようです。ただすでに日本の免許証を持っている人はKnowledge Testに合格し、日本の免許証の翻訳証明をもっていくと(その際には日本の免許証、パスポートも必要かと思います)自動的にFull Licence が取得できます。

★★★日本の免許証を持っている場合★★★

日本の免許証を持っている場合は学科試験をパスすればオーストラリアの免許証が取得できます。日本の免許を取得してから12ヶ月未満であればP1、12ヶ月以上3年以内の場合はP2, 3年以上の場合はFULL(シルバー)ライセンスを取得できます。

必要なもの

パスポート、日本の免許証、日本の免許証の翻訳、自分の名前と住所が記載されているもの(電話やガスなどの請求書等)

テストについて

Knowledge Testは全部で45問。すべての質問はRTAのホームページからダウンロードでき(500問くらい)、その中からランダムで45問が出題されます。コンピューターを使い、実際画面を触って答えを選びます。テストは予約が必要です。
 

詳しくはRTAのサイトを参照してください。 http://www.rta.nsw.gov.au/


★★★オーストラリアで免許を取って日本で書き換える場合★★★

日本の免許を持ってない人でこちらで免許を取って日本で書き換えようと思ってる人もいるかと思います。まず上に書いた筆記試験を受けたあと25歳以下の人は6ヶ月実技の教習を受けなければいけません。その後実技試験に受かるとProvisional Licenceがもらえますが、その免許を取得後3ヶ月こちらに滞在すれば日本でその免許を書き換えられるみたいです。値段もこっちで取ったほうがかなり安くなると思うんで試してみるのもいいかと思いますよ。


 

その他

保険

こちらにも日本と同様に自賠責保険と任意保険があります。自賠責の場合は1年に一回ある車検のときに払うことになります。任意の場合は本人の自由ですがある程度高い車を買う方は入っておいたほうがいいでしょう。保険会社によっても結構値段が違ってくるんでいくつか電話して安いところを選んだ方がいいかもしれません。
 

僕が加入している保険会社です。   http://www.aami.com.au/

★★ こちらで保険に加入する際のポイント ★★

こちらの任意保険も日本の保険同様に階級制になっています。ということで事故などを起こさなければだんだんと安くなっていくのですが、普通に加入してしまうと一番下の階級からと言うことになり値段もかなり高いです。ただし日本で保険に加入していたと言う証明さえできればかなり安くなります。ということでこちらで車を購入予定の方はもし日本で保険に加入していたのならばその保険会社から英文(僕は日本語のをそのままもっていって出来ましたが)の証明書を発行してもらうといいと思います。ちなみに僕の場合は値段が3分の1ぐらいになりました。

ロードサービス

こちらでも日本のJAFのように車が動かなくなったときなどに修理に来てくれたりするロードサービスがあります。車を購入した際には万が一のときのためにも加入しておくといいかもしれません。僕自身加入していなくてかなり後悔した事もありましたし。
 

オーストラリアのロードサービスを行っている会社。保険のほうも有名です。

http://www.nrma.com.au/

盗難

こちらでは日本に比べて車の盗難が多いです。あまり有効でないかもしれませんが、ハンドルを固定するバーのような物も売ってますし、気をつけておいたほうがいいでしょう。特に車の中に貴重品を置いていくことは危険です。